Google AnalyticsでWebサイトへの内部アクセスを除外する方法

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  • 公開日 :
  • 投稿者 : 大月 茂樹

内部アクセス(自社・自分のアクセス)を除外しておかなければ、アクセス解析の結果(データ)の中にそれが混じってしまい、真のデータを見られません。「アクセス数が増えた」とぬか喜びしないように、Webサイトへの内部アクセスを除外するようにしておきましょう。

Google Analytics オプトアウト アドオンを利用する

Googleが提供しているブラウザーの拡張機能(アドオン)を利用すると、WebサイトへアクセスしてもGoogle Analyticsによってカウントされなくなります。

メリット
  • 導入が簡単
  • インターネットプロバイダーから割当てられるIPアドレスが変化しても、アクセスを除外できる
  • ブラウザーのCookieを利用する」方法のようにGoogle Analyticsの設定の必要がない。
デメリット
  • パソコンのブラウザー向けにしか提供されていないので、スマートフォンやフィーチャーフォンからのアクセスを除外できない
  • ブラウザーごとにインストールしなければならないので、Internet Explorer、Google Chrome、Firefox、Safari…と複数のブラウザーを使っている場合は、それぞれインストールの必要がある。また、複数台のパソコンを使用している場合は、同様にそれぞれインストールの必要がある
chrome-store
Google Chrome向けのGoogle Analytics オプトアウト アドオンは、Chromeウェブストアで簡単に導入できます

Google Analytics オプトアウト アドオンは、「Google Analytics オプトアウト アドオン ダウンロードページ」にてダウンロードできます。ひとつ注意が必要なのは、Google アナリティクス オプトアウト アドオンをインストールすると、自社のサイトだけではなく第三者のWebサイトを含め全てのWebサイトであなたの(そのパソコン、そのブラウザーでの)アクセスが除外されるようになるということです。

IPアドレスを指定する

IPアドレスとは、パソコンなどインターネット(厳密にはIPネットワーク)へ接続する機器1台ごとに割り当てられる識別番号のことで、例えば “114.191.205.249” のような数字の並びで表現されます。IPアドレスは、インターネット接続の際にインターネットサービスプロバイダー(ISP)から提供されます(割り当てられます)。

IPアドレスを指定して除外する方法は昔から用いられており、ゆえに最もオーソドックスな方法と言っても良いでしょう。この方法を使えば、社内の全てのパソコンからのアクセスを除外するといったようなことが簡単に可能となります。しかし、一般中小企業や個人事業主の方にとっては、実際のところあまり現実的な方法ではありません。

なぜなら、IPアドレスはインターネット接続の際にインターネットサービスプロバイダーから割り当てられますが、一度割り当てられたIPアドレスはずっと保有できるもの(同一)ではなく、今日と明日とで異なる、場合によっては1日のうちで何度も変わり得るものだからです。インターネットサービスプロバイダーからIPアドレスを固定で提供してもらうサービスもありますが、「固定IPアドレスサービス」を利用されている一般中小企業や個人事業主の方は稀でしょう。

ですので、ここではIPアドレスを指定しての除外方法については詳解しませんが、メリットとデメリットだけはまとめておきます。

メリット
デメリット
  • 携帯電波網を使ったスマートフォンやフィーチャーフォンからのアクセスは除外できない
  • 固定IPアドレスサービスを利用していないと設定が難しい
  • 逆に、「このパソコンからのアクセスは除外しない」といったことができない

まとめ

Webサイトへの内部アクセスを除外する方法として3つの方法を解説しました。

いずれも一長一短ありますが、一般的な中小企業・個人事業主の方においては「ブラウザーのCookieを利用する」方法が手間はかかりますが最も現実的だと考えます。とは言え、当記事をお読みのみなさんそれぞれの目的や事情があるでしょうから、メリット・デメリットを良く検討された上でいずれの方法を採るか決められると良いでしょう。

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