カスタムオーディエンスを利用して、Facebookでリマーケティング広告を作成する方法

  • 最終更新日 :
  • 公開日 :
  • 投稿者 : 大月 茂樹

「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」を利用すれば、Facebookでリマーケティング広告を作成できます。Webサイトへアクセスしたことのあるユーザー、さらに、Webサイトで特定のアクションを実行したユーザーを識別し、Facebook広告のターゲットにできるということです。本記事では、その方法を解説します。

カスタムオーディエンスを利用して、Facebookでリマーケティング広告を作成する方法

あなたはFacebook広告を作成する際、どのような広告ターゲティングをしていますか?多くの方は、Facebookユーザーが登録している「地域」「年齢」「性別」などの基本的なユーザー属性に基づいた広告ターゲティングをされている程度ではないでしょうか。

さまざな広告タイプ、ターゲティングの方法があるFacebook広告ですが、本記事では「カスタムオーディエンス」を利用して、Facebookでリマーケティング広告を作成する方法を解説します。本記事で解説する手順に従えば、あなたのWebサイトへアクセスしたことのあるFacebookユーザーへのみ表示されるFacebook広告を作成できます。

当サイトの「ニイハチヨンサンについて」のページへアクセスしたことのあるユーザーへのみ表示し、Facebookページの「いいね!」を増やすことを目的としたFacebook広告の作成手順を通じての解説となっていますので、本記事を参考に、あなたのWebサイト、Facebookページでチャレンジしてみてください。

ウェブサイトのカスタムオーディエンスを作成する

まず、「広告マネージャー」ページを開き、メニューから[オーディエンス]を選択します。以下の手順に従い、ウェブサイトのカスタムオーディエンスを作成してください。

カスタムオーディエンスの作成画面
カスタムオーディエンスの作成画面

これまでに、カスタムオーディエンスを作成したことのない方であれば、上のような画面が表示されます。既に作成したカスタムオーディエンスがある場合は、それらの一覧が表示されるはずです。いずれの場合も、[オーディエンスを作成]ボタンを押してカスタムオーディエンスの作成を開始します。

ターゲット層のタイプを選択する画面
ターゲット層のタイプを選択する画面

ターゲット層のタイプを選択する画面が表示されたら、[ウェブサイトのカスタムオーディエンス]を選択します。

ウェブサイトのカスタムオーディエンスの説明と利用規約の確認画面
ウェブサイトのカスタムオーディエンスの説明と利用規約の確認画面

ウェブサイトのカスタムオーディエンスの説明と利用規約の確認画面が表示されたら、それらを熟読、確認して[オーディエンスを作成]ボタンを押します。

ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成画面
ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成画面

ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成画面が表示されたら、まず[オーディエンス名]と[説明]を入力します。今回は、当サイトの「ニイハチヨンサンについて」のページへアクセスしたユーザーをターゲットとするので、それがわかりやすいよう[オーディエンス名]と[説明]を入力します。

[ウェブサイトトラフィック]と[アクセス]の設定の様子
[ウェブサイトトラフィック]と[アクセス]の設定の様子

次に、[ウェブサイトトラフィック]と[アクセス]の項目を設定します。[ウェブサイトトラフィック]の項目で[特定のページにアクセスしたユーザー]を選択し、その上で「ニイハチヨンサンについて」のページURL(http://2843.jp/about/)を入力します。

[アクセス]の項目には、ここではhttp://2843.jp/about/というURLを入力していますが、ドメインやURL中のパスを指定したり、さらに、[次を含む]、[次を含まない]、[次に等しい]、[次と等しくない]といった指定もできるなど、柔軟な設定が可能です。

[カスタムオーディエンスピクセルを表示]をクリックし、Webページへ埋め込むコードを表示した様子
[カスタムオーディエンスピクセルを表示]をクリックし、Webページへ埋め込むコードを表示した様子

[カスタムオーディエンスピクセルを表示]のリンクをクリックすると、上のようにWebページへ埋め込むコードが表示されます。表示されるコードの箇所をクリックして全選択されたのを確認したら、これをクリップボードへコピーします。

Webページのソースコードへウェブサイトのカスタムオーディエンスピクセルを貼り付けるコードをペーストした様子
Webページのソースコードへウェブサイトのカスタムオーディエンスピクセルを貼り付けるコードをペーストした様子

Webページのソースコードをテキストエディターなどで開き、先程クリップボードへコピーしたコードを<head>要素内にペーストします。WordPressを利用しているWebサイトであれば、テーマフォルダ内のheader.phpを開きペーストします。利用されているCMSやブログツールに応じて、該当するテンプレートファイルなどを開きペーストしてください。CMSやブログツールなどは利用しておらず、HTMLファイルのみで構築されているWebサイトであれば、HTMLファイルへコードをペーストします。

<noscript>要素は<body>要素内へペーストする
<noscript>要素は<body>要素内へペーストする

このとき1点注意が必要です。コピーしたコードの中には<noscript>要素が含まれています。これだけは、<head>要素内ではなく<body>要素内へペーストするようにしてください。

ウェブサイトのカスタムオーディエンスをいくつか作成すると気づくことですが、ウェブサイトのカスタムオーディエンスピクセルを貼り付けるコードの中にあるピクセルIDは、常に同じ値です。ピクセルIDは、作成するウェブサイトのカスタムオーディエンスごとに割り当てられるのではなく、広告アカウントに対して1つだけ割り当てられるものだからです。

従って、先の[ウェブサイトトラフィック]の項目では必ず[特定のページにアクセスしたユーザー]を選択し、さらに、[アクセス]の項目でドメインやURL、あるいは、パスを指定しなければなりません。

そうしなければ、複数のWebサイトへコードを貼り付けた際に、カスタムオーディエンスピクセルがどのWebサイトで読み込まれたのかが判別できず、適切なリマーケティングができないことになってしまいます。

最後に[作成]ボタンを押して、ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成を終えます
最後に[作成]ボタンを押して、ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成を終えます

各項目の入力・選択などができたら、最後に右下にある[作成]ボタンを押して、ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成を終えます。

作成したウェブサイトのカスタムオーディエンスが表示された様子
作成したウェブサイトのカスタムオーディエンスが表示された様子

ウェブサイトのカスタムオーディエンスの作成を終えると、上のように作成済みのカスタムオーディエンスが表示されます。

以上が、カスタムオーディエンスの作成手順となります。

Facebook広告を作成する

続いて、Facebook広告を作成します。以下の手順に従い、広告を作成してください。

Facebook広告の目的を選択する様子
Facebook広告の目的を選択する様子

今回は、「ニイハチヨンサンについて」のページへアクセスしたことのあるユーザーへ広告を表示し、Facebookページの「いいね!」を増やすことを目的としたFacebook広告を作成するので、[ページのいいね!]を選択します。

「いいね!」を増やしたいFacebookページを選択します
「いいね!」を増やしたいFacebookページを選択します

管理しているFacebookページの中から、ニイハチヨンサンのFacebookページを選択し、[次へ]ボタンを押します。

Facebook広告の作成画面にて、[カスタムオーディエンス]の項目で先程作成したウェブサイトのカスタムオーディエンスを選択します
Facebook広告の作成画面にて、[カスタムオーディエンス]の項目で先程作成したウェブサイトのカスタムオーディエンスを選択します

Facebook広告の作成画面が表示されたら、[オーディエンス]内の[カスタムオーディエンス]の項目で、先程作成したウェブサイトのカスタムオーディエンスを選択します。これにより、Facebook広告のターゲットが当サイトの「ニイハチヨンサンについて」のページへアクセスしたことのあるユーザーのみとなります。つまり、この広告がリマーケティング広告となります。

その他、広告の作成に必要な項目や設定は普段と同じように(目的に応じて)行い、広告を作成します。

Facebook広告を作成し終えた様子
Facebook広告を作成し終えた様子

以上が、カスタムオーディエンスを利用して、Facebookでリマーケティング広告を作成する方法となります。

まとめ

「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」を利用すれば、Webサイトへアクセスしたことのあるユーザー、さらに、Webサイトで特定のアクションを実行したユーザーを識別し、広告ターゲットとすることができます。つまり、「リマーケティング広告」を作成できるということです。

当サイトの「ニイハチヨンサンについて」のページへアクセスしたことのあるユーザーは、当方について興味をもった人、つまり、見込客です。Webサイトへアクセスしてもらえたなら、リピーターになってもらいたい。リピート(再訪)してもらうためには、Webサイトの更新などのお知らせを受け取ってもらえなければなりません。その方法としては、メールマガジンやRSSを購読してもらう方法などもありますが、今回はFacebookページのファンになってもらい、投稿を通じてお知らせを受け取ってもらえるようにする方法を、カスタムオーディエンスを利用したFacebook広告の作成を例に解説しました。

問い合わせフォームまでアクセスしたユーザー、ECサイトであればショッピングカートに商品を入れ、購入手続きまでは進んだ(その後、カゴ落ちした)ユーザー、そうしたユーザーをターゲットとするウェブサイトのカスタムオーディエンスを作成し、リマーケティング広告のターゲットにするなど、活用方法はいくらでも思いつきます。

もちろん、ウェブサイトのカスタムオーディエンスを作成しさえすれば、作成済みのFacebook広告へも適用しリマーケティング広告にすることもできます。

本記事の解説を参考に、あなたのWebサイト、Facebookページでぜひチャレンジしてみてください。

この記事の著者