あなたやあなたの会社がWebサイトで良質なコンテンツを発信できない2つの理由

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  • 投稿者 : 大月 茂樹

あなたやあなたの会社が持つノウハウをコンテンツとして発信すべきです。競合他社による盗用や転載を危惧し、有意で良質なコンテンツの発信を恐れてなりません。そこに必要なのは、あなたの意識改革のみです。

アクセス数アップへ結びつく良質なコンテンツの発信には、意識改革が必要

Webサイトのアクセス数アップのためには、Webサイトへ良質なコンテンツを追加し続けることが最も大切であるのは言うまでもありません。良質なコンテンツとは、特に検索ユーザーが抱えている問題の解決を手助けするコンテンツです。

ただ、そうした良質なコンテンツは概してあなたやあなたの会社が持つノウハウを世間一般に公開するものとなり、結果としてそれを競合他社に知られてしまう(ノウハウを盗用されてしまう)、さらには競合他社があたかも自社のノウハウかのようにWebサイトへ掲載してしまうこともあるかもしれません。

あなたやあなたの会社がWebサイトにおいて良質な情報を発信できない理由があるとすれば、おそらく以下のいずれか、もしくは、両方でしょう。

  • 競合他社による盗用・転載に対する危惧
  • 潜在顧客へノウハウを公開することによる、チャンスロスに対する危惧

これらを危惧して内容の薄いコンテンツを追加するばかりでいてはWebサイトの品質は下がり、検索サイトからの評価が下がり、結果として検索サイト経由のアクセス数は日を追うごとに減少していくでしょう。検索ユーザーからの評価が下がることも、言うまでもありません。

ここでは、これらを危惧してWebサイトで良質なコンテンツを発信できていないあなたやあなたの会社へ、意識改革を迫ります。

意識改革できれば、あなたやあなたの会社のWebサイトのアクセス数は必ずアップするはずです。

最初に発信した者が勝ちであり、最初に発信されたものだからこそ価値がある

あなたは競合他社によるコンテンツの転載を恐れていないでしょうか。そう考えるのは無理もありません。Webサイトへアクセスするユーザーへ有意で良質なコンテンツを提供するには、あなたやあなたの会社が持つ素晴らしいノウハウなどをそこで公開することになるはずです。そのノウハウなどによって競合他社よりも優位に立っているのであれば、競合他社があたかも自社のノウハウなどであるかのようにWebサイトへ転載してしまうこともないとは言い切れません。

その結果、競合他社の集客に貢献してしまうこともあるかもしれません。コストをかけて蓄積したあなたやあなたの会社のノウハウを公開したコンテンツを競合他社に転載されてしまうのは、とても残念なことです。

しかし、それを恐れてコンテンツの発信をしなければ、いつになってもWebサイトのアクセス数はアップせず、Webサイトを経由しての受注には結びつかないでしょう。

競合他社による転載を恐れてはいけません。恐れる必要はありません。それはなぜか?
最初に発信した者が勝ちであり、発信されたものに価値があるからです。

私たちが暮らす社会においては、何であれ「そのこと」について最初に言及し情報発信(行動)した人が認められます。あたかも自身が最初の発言者のように他者が立ち振る舞ったとしても、時間の長短はあるにせよ、それは転載や盗用であることはいずれわかってしまいます。

これは、Webにおいても同様です。あなたがある良質なコンテンツを作成し発信したところ、それを競合他社がWebサイトへ転載し、ともに検索エンジンにインデックスされSERPs(Search Engine Result Pages : 検索結果一覧ページ)に並んだとしましょう。

あなたは時間をかけ、さらにはノウハウを公開したコンテンツを転載されてしまったのですから気分を害するでしょう。しかし、検索ユーザーはどちらがオリジナルのコンテンツであるのかをコンテンツが作成された日付で判断できます。


検索エンジンは、例えばコンテンツのタイトル付近に日付を検出できた場合にそれをコンテンツの作成日付として扱う。

当然、日付が古い方がオリジナルのコンテンツです。検索サイトが、あなたが最初の発信者であることを示すのです。

さらに、あなたのコンテンツがそれについて最初に発信された有意で良質なものであれば、FacebookやTwitterなどのSNS(Social Networking Service : ソーシャルネットワーキングサービス)や、はてなブックマークなどのソーシャルブックマークから数多くのトラフィックを獲得します。ソーシャルメディアからのトラフィックが瞬間的に増大すると、検索エンジンはソーシャルシグナルを受け取り、あなたのコンテンツを評価し、SERPsで一時的に順位上昇させることもあります(QDF : Query Deserves Freshness)。


Yahoo!のリアルタイム検索では、ソーシャルメディア上でコンテンツへの言及状況を確認できる。

順位が上昇しても一時的なのであれば…と、あなたは悲観するかもしれません。しかし、一時的にでもSERPsで順位が上昇すれば、自然検索のユーザーからのトラフィックも増大します。そのユーザーもSNSなどであなたのコンテンツを有用なものとして紹介すれば、新たなトラフィックを生み出すことになるでしょう。SNSなどからだけではなく、さらに個人ブログなどからも被リンクを獲得できれば、検索エンジンから一時的にではなく全うな評価を獲得し、以前よりも上位に、そして安定した上位表示を得られるのです。

こうした効果は、有意で良質なコンテンツを最初に発信した者でしか手に入れられないのです。あなたは今すぐにでも、あなたしか持っていない素晴らしいノウハウをコンテンツとして情報発信すべきです。

ノウハウを公開してもできない人はできない、できない人を顧客へ転換する

ノウハウを公開することで、それを真似て自分でやってしまう人が出て来るのも容易に想像がつくところです。特に、あなたがサービス業をされているのであれば、「ノウハウを明かしてしまえば、Webサイト経由の問い合わせや受注が減るのではないか?」と危惧するのは、ごく自然です。

実際、多少の影響はあるでしょう。「そのくらいのことであれば、アチラへ行けばより安価に提供してくれる」というWeb検索や比較に長けた人もいるでしょうし、器用な人や有能な人であれば、方法やコツさえ知ってしまえば自分できてしまうでしょうから、その分は確かにチャンスロスになるかもしれません。

しかし、もしそうした人にサービスを利用してもらったとしても、おそらくリピートは望めません。ほぼ一見さんです。あなたが欲しいのは、リピーターのはずです。切り捨てて考えるべきです。

言葉は悪いですが、現実にはWeb検索や比較に長けたWebのユーザーばかりではありませんし、ノウハウやコツを明かしたところでそれを真似てもできない人はできません。これは競合他社であっても同様です。字面だけで真似ても、できないものはできないのです。

また、「やればできるけど、人に任せて自分は自分のことをやりたい」という(時間をお金で買う)人もいます。こうした人こそリピーターになりますし、こうした人々の方が割合として多数を占めるのです。

こうした人々を、検索ユーザーから潜在顧客へ、潜在顧客から顧客へ、リピーターへと転換していくべきであり、そのためにはノウハウを詰め込んだ顧客目線で良質なコンテンツをWebサイトで発信することが重要なのです。

真似て自分でできてしまう人は、切り捨ててしまえば良いのです。顧客目線のコンテンツでリピーターを作りましょう。そうしたコンテンツは、あなたやあなたの会社のWebサイトのアクセス数を必ずアップさせるはずです。

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