お知らせ

一般社団法人イーコマース事業協会「スマートフォン対策勉強会」へ講師として出演

2015年2月28日(土)、大阪府大阪市で開催された一般社団法人イーコマース事業協会さんの「スマートフォン対策勉強会」にて、楽天市場のスマホ対策チームの方々とともに講師を務めました。楽天スーパーセール開始前日にも関わらず、多くの楽天ショップオーナーさまがご参加くださいました。

楽天スーパーセール開始前日にも関わらず、多くの楽天ショップオーナーさまがご参加くださいました

2015年2月28日(土)、大阪府大阪市で開催された一般社団法人イーコマース事業協会さんの「スマートフォン対策勉強会」にて講師を務めました。

スマートフォン・タブレットユーザーによるウェブサイトへのアクセスが急増している昨今ですが、それはネットショップ(ECサイト)においても同様であることは言うまでもありません。加えて、商品検索・比較検討から購入までの一連のプロセスを、「パソコンだけ」や「スマホだけ」と単一のデバイスだけで済ませず、それらを交互に使いながら(クロスデバイスで)買い物をしているお客さまが多くいらっしゃることも見過ごせません。

普段、商品の仕入れや企画・開発、また、販売やアフターフォローなどで忙しくされているネットショップオーナーさま向けに、さまざまなデバイスへ対応できるウェブデザイン、そして、その際に押さえるべきポイントについて解説、また、実際の成功事例の紹介という内容で、楽天市場のスマホ対策チームの方々とご一緒してお話しました。

楽天市場さまからは、楽天市場におけるスマートフォンの利用状況、スマートフォンが絡んでの売上の状況、さらには、スマートフォンでの受信に最適化・成果が上がるメルマガのデザインのポイントなどをお話くださいました。即売上拡大へ繋げられるポイントばかりでしたので、翌日からの楽天スーパーセールに早速活かせそうでした。楽天ショップのオーナーさまには大変有益な情報だった思います。

Googleが導入を公式アナウンスしたばかりの「モバイルフレンドリーアルゴリズム」についてのお話もいたしました

ところで、「モール」へも出店され、「本店」もお持ちの場合、モールでのウェブデザインをそのまま本店でも流用なさるケースが多いように思います。しかし、本店ではモール特有の仕様上の縛りが基本的にありませんし、「モール」と「本店」とではアクセスされているお客さまのモチベーションが異なります。

そこで当方からは、いわゆる「本店」を対象に、スマートフォン対応を中心としたマルチデバイス対応なウェブデザインについてお話しました。数え上げればきりがないスマートフォン対応のポイントですが、今回は、

  1. トレンドを知る
  2. 幅の可変を前提とする
  3. ナビゲーション・メニューにフォーカスする
  4. タッチデバイスであることを意識する
  5. 画像を最適化する

のように5つのポイントに絞って解説、加えて、成功事例もご紹介しました。

座談会では、その場でネットショップをスクリーンに映しながら意見交換を行いました

最後、第3部では、勉強会へ参加された方のネットショップをスクリーンへ映しながらのライブクリニック的な座談会も行われ、活発な意見交換が行われました。

参加されているネットショップオーナーさまはもちろん、主催されているイーコマース事業協会の勉強会委員の方々もネットショップ、ECのプロフェッショナルな方ばかり。飛び交う意見・アドバイスはどれも的を射たもの、即売上へ結びつくピンポイントなものが多く、当方としましても大変参考になる座談会となりました。

驚いたのは、勉強会の最中にその場でご自身のネットショップを改善されている方(手を加えられている方)がいらっしゃったことです。多くのセミナーでは聞いただけで実際に行動に移されない(移せない)方が多く、おこがましいかもしれませんが講師としては残念に思うことは多々あります。しかし、売上が業績へ直結するネットショップのオーナーさまの決断力・行動力が素晴らしいですね。とても感銘を受けました。

今回参加してくださったみなさまと、またお会いできる機会があることを楽しみにしています。参加されたみなさまが、ひとつでも多くの気づきを得てくださっていれば幸いです。