代表 大月が共著した『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』が発売に

これからマルチデバイス対応のWebデザインへ取り組んでいこうと考えているWebデザイナーの方へ

去る2013年11月7日（木）に、香川県で活躍されているウェブデザイナー 鍋坂 理恵さん（株式会社サン・サン）と二人で執筆した『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』が発売となりました。

出版社（ソシム）公式ページ

マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック（鍋坂 理恵／大月 茂樹）

サポートサイト

書籍『マルチデバイス時代のWebデザインガイドブック』サポートサイト

書名に「ガイドブック」とある通り、2～3年程度の実務経験を積んでパソコン（デスクトップ）向けのウェブデザインに関しては一通りのことは学び終えた方、そして、これからマルチデバイス対応のウェブデザインへ取り組んでいこうと考えている...そのようなウェブデザイナーの方を対象読者とした内容です。

一方で、発注側である企業のウェブ担当の方が、今どきのウェブ制作事情を知るためにも最適な内容になっていると思います。

マルチデバイス時代を迎えて大きな変化のさなかにあるウェブデザイン。今後、どのように取り組んでいくべきか？　その手引きとなるように基本的な考え方に重点を置き、トレンドも踏まえながらまとめました。

書店へ立ち寄った際に、ぜひ手に取ってみてください。
近くの書店で見つからなかったときは、Amazonや楽天ブックスでどうぞ。

当書籍は絶版となっております。入手をご希望の方は、中古書籍の取扱店・サイトなどでお探しいただけると幸いです。

今やマルチデバイス対応を踏まえないWebデザインは考えられない

この書籍、鍋坂さんから「デザインをテーマに」ということで共著のお誘いをいただいたのは2012年4月のこと。本来ならば、2012年の夏から秋にかけて...に発売する予定だったのですが、実際には1年半の時間を要しました。関わってくださった方々には、本当にご迷惑をお掛けして申し訳なく思っていますが、逆にこの時期の出版になって良かったとも思っています。

と申しますのも、ウェブサイトのマルチデバイス対応は必須であるということが確実に認知された時期に発売できたと思うからです。仮に当初の予定通り、昨年の夏から秋にかけて発売していたらどうだっただろうか？　と。もちろん、レスポンシブウェブデザインを筆頭に、ウェブのマルチデバイス対応について議論は繰り広げられていましたが、現場ではまだまだ「スマホ？　タブレット？　うちのサイトはまだ大丈夫でしょう。必要ないでしょう。」という状況でした。

しかし、今やマルチデバイス対応を踏まえないウェブデザインは考えられません。「まだ、やらなくても...」と考えていた方々も、「もう、やらなくては...」とお考えのことでしょう。そうした時期に本書を発売できたことは本当に良かったと考えています。

ウェブデザイナーの方に限らず企業のウェブ担当の方も含めて、マルチデバイス時代のウェブデザインを学ぶ最初の一冊として、手の届くところへ本書を置いていただき、ご活用いただけたなら幸いです。