インターネット集客チュートリアル
「本業が忙しくて、インターネット集客のために時間を割く余裕がない」経営者の方へ2つのアドバイス
「時間がない」のではなく、面倒だったり嫌いだったりするから、「やりたくない」のが本音。それでも、やらなければならないとき、どうすればできるのか? 否応にでもできる方法を2つお教えします。主に従業員が数名までで、人事も経理も労務も一人でやってる...ような零細企業の経営者さんへ向けてのお話です。
ホームページのことは本業ではない?
チャットやメールでのやり取りの際、定例ミーティングの際などに、「やらないとダメなのはわかっているけど、本業が忙しくて時間がない」とお話いただくことが良くあります。
例えば、ホームページの制作やリニューアルの際、それに必要な資料や情報の収集、原稿の作成、お客さまへ提供できる「ベネフィット」の再考といったようなコト。
わかりやすいところで挙げれば、集客コンテンツの原稿作成(例. ブログを書く)など。
そうしたことのお願いをするのですが、滞ってしまうことがあります。
ただ、楽しい様子の写真がSNSへアップされていて、「アレっ?」と思うこともあります...(休息も必要)
厳しいこと言うようですが、時間はお持ちなのです。
ただ、「ホームページのことは本業ではない」という意識のために優先度が低いのです。
もっと言えば、「本業ではないから面倒、やりたくない...」のです。
本来、「ホームページのコト = 集客のコト」ですので、やるべきこと、やらなければならないコトなのですが、他のコト(例えば、楽しいコト)が優先されているのです。
こんなこと言っておりますと、「ひどいホームページ制作業者だ!」と言われてしまいそうですが。
それは誰がやるべきことなのか?
私どもいわゆるホームページ制作会社は、「みなさまの商品・サービスの価値や魅力を、誰にどのように伝えるか?」を一緒に考えて具現化し、
- 売れているモノ・コトを、さらに売れるようにしたり
- 本来、売れるべきなのに、売れていないモノ・コトを売れるようにしたり
することを生業にしています。ホームページを作る・リニューアルすることであったり、SEOの実践、インターネット広告の出稿、チラシの制作・配布などがその具体的な方法、つまり、私どもの「仕事」です。
例えば、私たちは車や不動産を売ってはいませんし、化粧品や雑貨を売ってもいません。
痩身エステやダイエット指導をご提供しているわけでもありませんし、トレーニングジムや飲食店を経営しているわけでもありません。
私たちは、それらのプロフェッショナルではありませんが、このご時世ですので検索したり、AIへ尋ねたりなどして調べれば、一通りのことを知ることはできます。業界のコト、一般的な商品・サービスのコト。大手がドコで、売れ筋はナニか? など。
ただし、みなさまが取り扱ってらっしゃる商品やサービスが、その業界の中で、市場の中で、所在するエリアの中で、多数の競合他社のそれらと比較して具体的にどのような違いがあり、どのような優位性を持っているのか? ナゼ、お客さまに選ばれるのか? 逆に、ナゼ選ばれていないのか?
また、みなさまがどのような悩みをお持ちなのか? どのような希望や要望をお持ちなのか?
それらは、みなさまから教えていただく他、ありません。
そのために必要な資料や情報の収集、原稿の作成などをお願いすることがあります。
その上で、それらを素材、叩き台として活用し、議論し、例えば、ホームページのリニューアルへと進めていくのですね。
仮にですが、私どもが何もかも知っており、売り方や儲け方までも熟知しているならば、みなさまに先んじてその商売・ビジネスを手掛け、既にさまざまな事業を手掛けて成功を収めているでしょう。
誰もがやりたくない中で、やった者が勝つ。やり続けた者が勝つ
先にも述べました通り、みなさま、面倒だったり嫌いだったりするから、「やりたくない」のが本音であることは承知しています。
ぜひ、みなさまにはそこを逆手に取っていただきたいのですね。
と言いますのは、基本的に「やった人が勝者」で、「やらなかった人が敗者」だからです。
とにかく、やることで勝ちの確率が生じ、繰り返すことでその確率は高くなっていくからです。
とあるマーケティングの大家(たいか)の方がおっしゃっていましたが、「圧倒的に勝っているところは、何も特別なコトをやっているのではなくて、当たり前のコトを『超人的』にやっている(繰り返している)だけ」なのだそうです。
「当たり前のコト」ならば、おそらく誰にでもできるハズです。
誰もが「やりたくない」と言っているのですから、やったら勝ちです。
どうすればできるのか? 時間を作る2つの方法
さて、ようやく本題です。
「どうすればできますかね?」と尋ねられることも多いですので、否応にでもできる方法を2つ挙げましょう。
- 1)ルーティーン化する(習慣化する・決めゴト化する)
- 毎日 or 何曜日に、何時から、何分間必ず取り組む、と決める。
決めていないから、できないのです。なので、決めましょう - 2)まず、それから取りかかる
- 後回しにするから「明日でいいや」となり、明日も同じことを考えるから、いつまで経ってもできないのです。
ですから、まず最初にそれをやる。できていないことから取りかかりましょう
「それでもできない、時間が足りない」のでしたら、それは単なるキャパオーバーと考えられます。経営者さんなら社員さんに振る(もしくは雇う)、社員さんなら同僚に助けを求めたり、上司へ共有して現状打破、解決を図りましょう。それらも難しいなら、外部への依頼を検討しましょう。